» 2018/9/20-9/30「ラスプーチンとBol’sheviki」

2018年9月20日から30日
午前11時から午後7時まで

 

「ラスプーチンとBol’sheviki」

(バタフライ効果という因果律への考察及びその検証)

ロシア・アヴァンギャルドРусский авангард

ロシア・アヴァンギャルドРусский авангард成立にはBol’shevikiによるソビエト革命に向かう社会的変化とその過程が必要でありBol’shevikiによる革命の成立にはロシア帝政の弱体化が必要である。
ロシア帝政の弱体化にはラスプーチンの存在が大きく寄与しておりラスプーチンはロシアの貧農でありそれは革命の原動力となったロシア最下層の階級である。

同時にラスプーチンは魔術師というべき存在であり神秘主義に傾倒していたロシア貴族達により招き入れられロシア帝政に関与するようになる。
当時は世界が神秘主義と唯物論に二極化した時代でもありラスプーチンとBol’shevikiは時代が用意したその端的な対決構造とも考えられる。

シュールレアリズムと魔術というブルトンの命題は当時の歴史的構造に斯様に存在しそれはソビエト革命後の世界においてソビエトのシュールレアリズムとして成立する。

時代と世界、神秘主義と実存主義が交錯する世界であり魔術が結果としてartのあるべき潮流を作り上げ人々はその先に託すべき未来を垣間見たのではないだろうか?

これはその時代とバタフライ効果とでも言うべき因果律への考察と検証であり回顧でもある。

其々の作家の視点と独断による検証をパズルのように嵌め込んだ迷路のような展示を是非ご覧ください。

「ラスプーチンとBol’sheviki」

ロシアアバンギャルドへ向かう因果律への検証と考察

愛実
黒田武志
林 美登利
渡邊光也
太田翅

有賀真澄
木村龍
マンタム
イマムラセイヤ
山崎スヨ
菊地拓史
中川ユウヰチ
さちこ
牧田恵美
川島朗
千葉大二郎

会場音楽

Közi

オープニングライブ

9月20日

野澤享司
ながはら 元

参加作家紹介

中川 ユウヰチ Yuichi Nakagawa

グラフィックデザイナー、大阪在住。
書籍、コミックの装丁デザインを手がける。
現在の担当作品は枢やな「黒執事」等
ロゴ作品では綾辻行人「Another」音楽ユニット「妖精帝國」等
アートワークでは「お伽写真(Otogi Photo)」というコラージュ作品を作っています。
イメェジの断片を拾い集め、繋ぎ合わせて寓話を作る仕掛け写真で、誰にも語られることのない
様々な登場人物を作り続けています。

2011 デディケイト トゥ シュヴァンクマイエル展(月眠ギャラリー/大阪)
2012 箱の中の詩学(月眠ギャラリー/大阪)
箱の中の詩学(パラボリカ・ビス/東京)
2013 諸星大二郎トリビュート展(パラボリカ・ビス/東京)
少年とウサギ展(パラボリカ・ビス/東京)
2014 4つの顕微鏡展(倉敷・蟲文庫)
少年展(東京・ギャルリー・ジョイエ)
2015 森羅万象展(GALLERY HANA SHIMOKITAZAWA/東京)
中川ユウイチ展(SUNABAギャラリー/大阪)
2016 SUNABA福袋(SUNABAギャラリー/大阪)
2017 森羅万象展Ⅱ(GALLERY HANA SHIMOKITAZAWA/東京)
[TARUHO]稲垣足穂の愛した小宇宙とエロス展(スパンアートギャラリー/東京)

http://www.kinemamoon.com

さちこ

神奈川県出身
参加展示
2014 新世紀少女宣言ー少女のための解放区ー Bunkamura Gallery
2015 個展「午後三時」ポスターハリスギャラリー
2016 幻獣神話展Ⅲ 東京交通会館 2階ギャラリー
2017 幻獣神話展Ⅳ 東京交通会館 ゴールドサロン
2017 オマージュ澁澤龍彦-悪徳の栄え-そのエロチィシズムと背徳の美学 展 スパンアートギャラリー
2017 世にも奇妙な絵画たち-既成概念への挑戦- Bunkamura Gallery
2017 髑髏の中の髑髏 乙画廊
2017 横濱衛生展覧會 ギャラリーソコソコ
2018 銀座ねこ集会展Ⅱ 東京交通会館 ゴールドサロン

マンタム

オブジェ作家、美術作家、骨董店「アウトロー・ブラザーズ」店主。楽器、人形、動物の骨格、剥製など、さまざまな古物を融合させた造形作品は類を見ない魅力を湛えている。
2010年で初の個展を開催、以降、パラボリカ・ビス、A STORY(共に東京)、乙画廊(大阪)など、各地のギャラリーで個展を開催、グループ展、企画展にも多数参加。
自身もチェコ大使館でのヤン・シュヴァンクマイエル氏へのトリビュート展、パラボリカ・ビスでの諸星大二郎氏へのトリビュート展、BUNKAMURAギャラリーで2014年より始まった幻獣神話展等を企画開催。
まぼろし博覧会村崎百郎館の構築、東京コレクションへの作品参加、2017年18年石川智晶のArt&Musicでの空間演出を担当
【土方巽没後30年記念+小林嵯峨・祝・古希】小林嵯峨+NOSURI舞踏公演の舞台美術、HYDEのハロウィンジャンキーオーケストラPV(二階健監督)への作品提供、など活動は幅広く、様々なクリエイターとの親交も深い。
著書に「がらくたからたから」「鳥の王」(共に晶文社)がある。
初の作品集である「鳥の王」には、シュヴァンクマイエル氏より「マンタム氏のオブジェを観ていると『ミシンと蝙蝠傘との解剖台の上での偶然の出会いのように美しい』というロートレアモン伯爵が残した名句から飛び出したように思えてならない」というメッセージが送られている。

菊地拓史

木や硝子、アンティーク等様々な素材を組み合わせボックスオブジェや家具風オブジェを制作。
1994年の初個展から東京を中心に、個展、グループ展を多数開催。
他のジャンルのアーティストとの共作で展覧会を行うなど形にとらわれない発想で活動している。
また、作家活動の他に美術館、ギャラリーの空間演出を勤める。
代表する空間演出として2004年「球体関節人形展」東京都現代美術館 等。
その他、人形、ぬいぐるみの為の匣制作、「菊地商會」を主宰。

主な活動
1999 「H ART CHAOS」写真家 豊浦正明氏との二人展 /キリンアートスペース 大阪
2002 人形作家 山吉由利子氏個展「夢の記憶」空間演出+オブジェ制作/gallerie LE-DECO 5
2004 押井守監修「球体関節人形展」 空間演出/東京都現代美術館
スタジオ・ジブリ企画「日本漫画映画の全貌」 空間演出 /東京都現代美術館
2006 「CINEBOX」ヴィジュアリスト 手塚眞氏との二人展/和木美術館
2011 人形作家 森馨個展「蝶番いの行方」空間演出/ポスターハリスギャラリー
2012 個展 「bricolage」/ストライプハウスギャラリー
映画「Another」公開記念「Anotherへのオマージュ」 空間演出 /渋谷Bunkamuraギャラリー
2013 写真家 谷敦志個展「アンビバレンス ライフ」空間演出/ポスターハリスギャラリー
2014 人形作家 恋月姫個展「幻想の森へ、、、」 空間演出&什器制作/アートコンプレックスセンター
漫画家 沙村広明氏 + 人形作家森馨氏 二人展「ティルガング」空間演出/ヴァニラ画廊
「W  -遠い声-」人形作家 山吉由利子氏と二人展/パラボリカ・ビス
2015 人形作家 森馨氏との二人展「Square and Circle」/ストライプハウスギャラリー
2016 作品集「airDrip」刊行
個展「swing-by」 /スパンアートギャラリー
幻獣神話展Ⅲ / 東京交通会館2Fギャラリー

菊地拓史WebSite:www.tacji.com

黒田武志 kuroda takeshi

造形作家・デザイナー sandscape主宰
「壊れていくこと」「記憶と時間」をテーマに、科学・芸術・哲学を横断するような作品で、インスタレーション、オブジェ、映像など独自の表現活動を続けている。
またデザイナーとしても活動する他、劇団「維新派」の舞台美術、図書館やイベントのアートディレクションなど活動は多岐に渡る。
作品集に「ON THE PAPER」「不純物100%」「旅する絵はがき004/ワスレモノ」、DVDに「瓶詰めの記号/撹拌されるユリシーズ」がある。
website http://sandscape.biz

牧田恵実

経歴
2011 第66回県展 洋画部門 大賞
2011「牧田恵実展」〜10代最後の集大成作品〜

   富山市役所公民館朝日公民館2階

2014 第9回越中アートフェスタ 平面の部 大賞
2015 リビドー展 Art Lab TOKYO 東京

2015「牧田恵実水墨画展」 富山県南砺市(旧福光)にある法林寺温泉2階

2015 日北日本新聞ギャラリー「牧田恵実展」富山

2016 へんたいですがなにか Art Lab TOKYO 東京

その他グループ展多数

【今後の活動予定】
「ブレイクイク初夜展」

2018年10月20日(土)〜27(土)

会場:横浜中華街 ギャラリーソコソコ

​牧田恵実個展「白鯨会」

2018年10月30(火)〜11月10日(土)

会場:Art Lab TOKYO

【HPアドレス】 http://r8emi8na.wixsite.com/artist-corner-blog-2
【Twitter】 @emi_makida
【facebookアドレス】 https://www.facebook.com/emi.makida
【instagram】@emi_makid1014

【画像作品情報】
「自己嫌悪」
2011年
1,620×1,300mm
油彩、キャンバス

イマムラセイヤ

1972年 熊本県出身

2001年~熊本を拠点に個展、作品発表を開始

2006年 絵本「かかしのマトマー」出版

同年   東アフリカ・タンザニアに1年移住
西日本新聞にてイラストエッセイ「タンザニア通信」
を二年半連載

2008年 帰国後 山梨県に移住
ワイナリーで働きながら河口湖美術館などで
作品展示販売
山梨、東京での個展活動を始める

2013年 CAFE ZENON(吉祥寺) 個展

2014年 栃木県宇都宮市に移住
ビリケンギャラリー(南青山) 個展

2015年 幻獣神話展Ⅱ (渋谷Bunkamura Gallery)参加

同年   小森陽一著 「オズの世界」表紙イラスト担当

2016年 幻獣神話展Ⅲ (東京交通会館)参加

2017年 ビリケンギャラリー 2回目の個展

同年   幻獣神話展Ⅳ (東京交通会館) 参加

2018 年 小松左京アート展 (銀座スパンアートギャラリー) 参加

渡邊光也

主に現存しない書物や引用文からなる挿絵を制作。
2008年からSpan art gallery、Galley Art Composition、galerie or terre、zaroff、パラボリカ・ビズ、
乙画廊、bunkamuraギャラリー、Hellion Galleryにてグループ展多数。
その他IFFA展、三越ギャラリーにて展示を開催。

各ウェブアドレス
HP:https://mitsuyawatanabe.jimdo.com/
Twitter:https://twitter.com/w_mitsuya
Facebook:https://ja-jp.facebook.com/mitsuya.watanabe.52

〈愛実〉

2004年 人形教室ドールスペースピグマリオンにて吉田良氏に師事
2013年 個展「release」 (ヴァニラ画廊)
2014年 「ima展」ホルベイン賞受賞
2017年 個展「LUST」 (ヴァニラ画廊)
2018年 一体の人形と音楽のインスタレーション「薄月夜」参加 (金沢21世紀美術館シアター21)
個展「愛実 人形展」 (銀座奥野ビル306号室スダ美容室)
7月~9月末 「文豪・泉鏡花×球体関節人形展」参加予定 (弥生美術館)
8月 「幻獣神話展IV」参加予定 (有楽町交通会館B1ゴールドサロン)
9月 「人・形展」参加予定 (丸善丸の内本店)

その他グループ展、企画展多数参加

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